警察庁、道路交通法改正問題で自転車は原則車道へ大きく方向修正
この話題は、疋田さんのメールマガジンですでに知っていたのですが、ニュースとなったのはずいぶん遅いですね。
今回の道路交通法改正もんだいで自転車乗りからの反響はかなり大きかったようですね。
ともかく、よかったよかった。
●関連記事
○自転車:「車道通行禁止」は誤解 警察庁が広報強化へ(2007年2月15日 20時28分)(話題:MSN毎日インタラクティブ)
○<自転車>「車道通行禁止」は誤解 警察庁が広報強化へ(2007年02月15日23時11分)(livedoor ニュース)
○ママチャリはどうする?車道が原則 道交法改正で(PJ 2007年02月16日)(livedoor ニュース)
●関連URL
○警察庁
○自転車活用推進研究会
○自転車通勤で行こう(疋田智さんのサイト)
●関連blog・掲示板
○公文書を読む(2007.02.17)(松浦晋也のL/D)
正直、この内容は信じられないというのが第一感想。夢見ているのではないのだろうか?(エイプリルフールじゃないよね?)
単純に自転車は原則車道と言うだけでなく、車道への自転車レーン設置、ルールの周知・遵守の徹底、長期的な取り組み、等と驚く内容です。
日本の道路交通法の自転車の扱いで、いったい十何年掛かるか判らないと思っていた改正が一気に実現しようとしています。しかも、素晴らしく良い方向に。
自転車だけでなく多方面にも影響が出そうです。交通システムの構造改革が起きようとしているのかもしれません。(大げさかな?)
詳しい改正点については、リンク先を見てください。
疋田さん初め自転車愛好家の皆様方や自転車活用推進研究会のご助力が有っての事だと思います。本当にご苦労様です。
この前のパブリックコメントが効いていたのでしたら、パブリックコメントを送った一人として嬉しい限りですね。
今回の道路交通法改正で自転車が乗りやすくなるのかというと、”道路交通法を守って走っている人には”乗りやすくなる方向になると思います。
全体として、守るべきルールが明確・厳密になり、自転車を乗る事に対して意識を明確に持つ必要が出てきます。
お気軽・お手軽に自転車に乗っている人は、今回の改正案を窮屈な印象として受けるかもしれませんね。 特にルール無視で自分の都合の良い解釈だけで乗る人にとっては大迷惑なのでしょう。まぁ、論外ですが。
しかし、今回の改正案は、自転車を本来有るべき形で扱っていこうという方向です。最終的には歩行者,自転車,自動車・バイク,etc.、道を使う者にとって走りやすい方向に変わるのではないかと思います。
さて、警察庁は非常に素晴らしい目標を自転車利用者に対して提示しました。今度は、自転車を利用する我々の資質が今度は問われようとしていると感じています。
長い間、お座なりにされてきた自転車問題、色々と蓄積されてきた問題を解消するのは、簡単ではないと思います。 特に大変なのは、全ての人への自転車は車両で車道を走るものであることの認識と道路交通法の理解の徹底ですねぇ。でも、変わっていきましょう、良い方向へ。
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