電波監理審議会、高速電力線通信(PLC)の解禁を総務省に答申
反対意見がかなり大きいのに、解禁が決まったのは驚きです。メーカ側のごり押しで決まった印象ですね。
それでも、ノイズの基準がかなり厳しく設定されてるのは、、まぁ、評価して良いのではないかなぁ。 これで問題が出たときに誰が責任を取るのだろう?
正直、日本の環境でどの程度の利便性があるのか疑問です。 家電機器間の無線通信も結局広まっていないし、電力線通信にしたから広まる物でもない・・そもそも需要があるのか判らない。速度が必要なインターネットならLANケーブルなり無線LANの方がよっぽど楽だしね。
●関連記事
○天文学者、「あきれる」 電力線通信に反対やまず(2006年09月14日01時32分)(asahi.com:サイエンス)
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○電力線通信、雑音に厳しい基準・審議会が答申(20:00)(NIKKEI NET:経済)
○「電力線でネット」解禁 年内にも実用化(09/14 02:29)(Sankei Web > 経済)
●関連URL
○電波監理審議会
○総務省
○電力線搬送通信(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
○PLC-J(高速電力線通信推進協議会)
●関連blog・掲示板
○電力線通信は解禁か制限か(2006年09月14日 5時30分)(/.J)
○HF-PLC Watching Site(PLCのまとめサイト)
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コメント
本当ですね。問題続出で尻つぼみになり消えていく運命だと思います。
投稿: 野々村 | 2006年9月15日 (金) 08時19分
野々村 さん、コメント,トラックバックありがとうございます。
家電間無線通信の規格を持ちながら、家電機器は強烈な価格競争の中で採用を見送ってきました。
電力線通信についても、よほどの付加価値として提供出ると判断しない限り同様の道を辿ると思います。
でも、機器が出れば導入する人はいるのですし、はた迷惑な度合いは全く減っていませんね。
投稿: 神子秋沙 | 2006年9月16日 (土) 08時12分