山口県岩国市、米空母艦載機移転計画の賛否を問う住民投票で、反対が87%、投票率も58.68%
投票率が6割というのは、近年の各種投票での投票率の低さを考えるととても高い物だと思います。
その中での9割近い人が反対を投じたのは、非常に意味のある結果でしょう。
ところで、何処かのニュースサイトで特集組んでいないのかな?ぱっと見ていてこの記事に関しての特集を組んでいるニュースサイトを見ていないんですが。。
●関連特集記事
○「岩国の意思聞いて」反対派喜び 容認派「今後も活動」(2006年03月13日00時03分)(asahi.com:社会)
○米空母艦載機移転、反対87% 岩国市の住民投票(2006年03月13日01時35分)(asahi.com:政治)
米空母艦載機移転計画の容認派の人は、投票拒否を訴えたり、既に国の決定事項なのだから住民投票は住民間の関係悪化しを引き起こすだけと、後ろ向きな活動を中心としたのが、かえってまずい結果になったのではないのかなぁ?
個人的には、賛成とするべきか反対とするべきか。。判りません。
兎も角、住民の理解の得られないまま、米国と約束事を勝手に進めてしまう、日本国政府の住民を見ない制作のやり方に対しての不満が今回の結果と成ったように思います。
また、米国の動きは相変わらず上手いです、3月末の決着を先延ばしにすると、いち早く表明することで、住民との交渉の責任を全て日本政府に肩代わりさせてしまっています。もともと、米国軍の不祥事,約束反故の夜間訓練などが米軍への不信になり反対と成っていったと思うのですが。。
日本政府に肩代わりさせることで、米軍は一切譲歩せずにノンビリ状況を見ていることが出来るのですから、まぁ、上手いというかずるいですね。
# 日本政府が交渉に失敗しても、日本政府の交渉能力を批判して、あとは勝手に配備するだけでしょうから。
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