原発の定期検査の間隔を延長へ検討
経済産業省原子力安全・保安院は定期検査の間隔を広げようと検討をしているようです。電力会社の要望によるもので、定期検査にかかる費用の削減が目的でしょうね。
現在は13ヶ月以内、それを米国並の1年半~2年へとのこと。
稼働率の向上や費用負担を減らすための検査間隔を広げるというのは、愚かしい行為だと思います。安全性が十分に高まり、検査間隔を広げても支障がないという、実績が積み重ねられた後に行うべき事です。
で、現実には、未だに減らないトラブルやトラブル隠しなどの不正行為が山積している以上、検査を厳しくする方向の検討ならともかく、緩くする方向には向かわないで欲しいです。
●関連記事
○原発の定期検査 米国並みに間隔延長を検討へ(2005年11月14日06時14分)(asahi.com:政治)
●関連URL
○経済産業省原子力安全・保安院
| 固定リンク
コメント