文化審議会の小委員会、私的録音録画補償金制度見直しも検討へ?
音楽や映像のそれぞれ単体に対してコピーコントロールが可能になってきている今、記録メディアに対して一律に保証金を課金しようとしているのは無理があるように思います。
JASRACは、私的録音補償金制度による収入と私的録音補償金制度を利用した利権を死守したいだけ・・という印象を受けます。
■追記
デジタル放送についてですが、同僚と良く話題に出るのが、災害時にどうやってデジタル放送を視聴するのか?ということです。
地上波デジタルは、B-CASカードによる登録が前提となっています。災害時はB-CASが接続されていない機器での市長が多くなると推察されますが、(たぶん)画面にでかでかと登録を促す表示が出てしまうはです。一応、画面自体は表示されるのですが、、、これで災害対策はOKとういうこと?
また、アナログなら多少電波状態が悪くてもそれなりに受信可能ですが、デジタルの場合は映るか映らないかの01のみ・・うーん。
ITmeidaの小寺信良さんのコラムでは、情報機器にまつわる個人情報の話が、このことについては以前から色々言われているにもかかわらず、業界側の動きは緩慢で、対応する気があるのか無いのかわからないです。
B-CAS等の個人情報が入ったIT家電機器が普通にネットにつながりだしたとき、どのように自身の情報を守ればいいのだろう?
地上波デジタルに限った話では、画質はSD画質でかまわないから、何の登録もなしに視聴できる機器がほしいですね。
●関連記事
○私的録音録画補償金、制度見直し?――結論は出ず(2005/08/25 20:25)(ITmedia ライフスタイル)
○iPod課金は賛否両論、補償金制度の廃止にも言及~文化審議会の小委員会(2005/08/25 15:45)(Impress Internet Watch)
○文化審小委員会、iPod課金の決着は9月以降に先送り--補償金制度自体も見直しへ(2005/08/25 23:29)(CNET Japan)
○デジタル放送、録画1回限り規制緩和へ…利用者に不評(2005年8月29日3時2分)(経済・マネー : YOMIURI ONLINE)
○小寺信良:デジタルテレビに潜む危険と脆弱性(2005/08/29 12:00)(ITmedia ライフスタイル)
●関連URL
○文化庁
○著作権分科会法制問題小委員会(第7回)の開催について(平成17年8月2日)(文化庁長官官房著作権課)
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