水産庁「江戸前」の定義を拡大、東京湾全体へ
水産庁「豊かな東京湾再生検討委員会食文化分科会」は曖昧となっていた江戸前の魚介類の定義を決め、9月の食文化に関する報告書に盛り込むとのこと。
新しく定義した範囲はかなり広く、三浦半島の剣崎(神奈川県三浦市)と房総半島の洲崎(千葉県館山市)を結ぶ直線の内湾。また、外房のアワビ,相模湾のタコなど古くから江戸で消費されていた魚介類も江戸前として認め、これらが「江戸前の魚」となるそうです。
また、「江戸前(すし)」の定義も江戸前の魚を使ったスシ以外にも「職人により芸術の域に高められた粋な料理」も含めるそうで。。
今現在、江戸前と呼ばれている物全てを含めてしまおうと言うことのように思います。
良いんじゃないでしょうか?江戸というか日本の文化は何でも取り入れて、新しい形に昇華してしまう文化ですから。江戸前だってどんどん新しい形になっていっても良いと思います(目の前の太平洋全てが江戸前だって良いじゃないか)。むろん、昔ながらの伝統も守り残していく必要はありますけど。
三崎まで入っていたら、マグロが江戸前になっていたかも!?
P.S.
水産庁のサイトのプレスリリースの中から「豊かな東京湾再生検討委員会」で検索すれば関係記事が見つかります。たぶん。
●関連記事
○「江戸前」とは東京湾全体…水産庁が広く定義(2005年8月23日14時41分)(経済・マネー : YOMIURI ONLINE)
●関連URL
○水産庁
| 固定リンク
コメント