警察からISPへ自殺予告発信者の情報開示要求の指針策定
警察が、自殺予告発信者の情報をISPに対して開示要求する際のガイドラインの案がまとめられ、一般からの意見募集が始まりました。
何度か、警察とISPと関係者で自殺の防止が行われてきていますが、その都度判断を仰ぐのではなく、ガイドラインを設けて迅速な対応を行えるようにしようというものですね。
掲示板などWeb上の情報以外に、メールも対象となるとのこと。自殺予告,集団自殺の募集などを見つけた人から警察への通報があって、その内容がガイドラインに沿って「緊急避難」の要件を満たして初めて警察がISPに対して、情報開示要求が出来るという感じですか。
ISPがメールの内容を確認する分けではないと思います。。
# 掲示板ではISPがメールの検閲をするのではという危惧が出ているのを散見しましたが。。あくまで、最初の通報は発見した個人だと思います。
まだ、ガイドラインの内容を詳細に見ていないので、いくつかのニュースを見た印象ですが、現実的な物かなという印象。
気になるのは、個人で自前のコミュニティを運営しているところですね。
情報開示要求がきたときの対応がどの程度求められるのかな・・・個人サーバーで掲示板やwikiやblogを運営している人でアクセスログをちゃんと管理している人ってどの程度居るのだろうか。。
# この辺を気にしてちゃんと読んでみたいと思います。
●関連記事
○自殺予告に発信者情報開示も──総務省ら指針策定(2005/08/25 21:29)(ITmediaニュース)
●関連URL
○インターネット上の自殺予告事案について適切かつ迅速な対応を促進する取組(平成17年8月25日)(総務省)
○社団法人電気通信事業者協会
○社団法人日本インターネットプロバイダー協会
○社団法人日本ケーブルテレビ連盟
○社団法人テレコムサービス協会
・ガイドライン案(PDF)
・意見募集の詳細(PDF)
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