農作物の受粉用の輸入ハチが、環境被害へ
農作物の受粉用に輸入されて利用されている「セイヨウオオマルハナバチ」ですが、特定の植物以外では、花の横から穴を開けて蜜を吸う盗蜜行動をするため、鼻が種を付けることが出来なくなってしまうそうです。
で、本来ならビニールハウスの中でのみ利用されているはずなのですが、逃げ出して野生化してしまったハチが見つかったそうで、環境への被害が広がることが懸念されています。
農作物の受粉としては、必要なのでしょうけど、、うーん。
●関連記事
○輸入ハチから高山植物守れ、北海道大雪山で監視強化へ(2005/5/12/14:42)(YOMIURI ON-LINE / サイエンス)
●関連URL
○環境省
○Daisetsuzan National Park in Japan:大雪山国立公園(大雪山国立公園連絡協議会)
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コメント
これがマルハナバチではなくてミツバチだったら、天敵のオオスズメバチに対抗できないので西洋種は野生化できないんですけどね (Wikipediaの記事で知りました)
マルハナバチはオオスズメバチに襲われたりしないんでしょうか?
投稿: 営々 | 2005年5月13日 (金) 22時45分
営々さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
スズメバチは北海道にも生息しているはずですので、襲われるのではないでしょうか?スズメバチは特にハチの種類をえり好みしないですし。
もしかしたら、セイヨウオオマルハナバチの野生化は日本ではそんなに心配する必要がないのかもしれませんね。
Wikipediaの記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/ミツバチ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ハナバチ
投稿: 神子秋沙 | 2005年5月14日 (土) 11時50分