残虐ゲームソフト規制、大阪府や全米で規制の動きが活発化
残虐シーンのあるゲームを小学校低学年とかに販売するのには確かに抵抗はありますが、中学高校以上になったらもう、自己責任の範囲じゃないのかなぁ?
問題は、中学高校にもなってまともな判断が出来ないような子供を育ててしまった教育現場と(主にと言うより一番責任のある)親に有るのじゃないだろうか。
過激なシーンのあるゲームにのめり込むというのは、自分の中にある欲望を発散させようとあがいているSOSの信号だとも捉えられます。
だと言う仮定なら、その信号を受け対処できなかった周囲の責任(やはり一番の責任は親)だと思います。
今回のゲーム規制に関しては、販売店に対して年齢チェック、というのなら、まぁ賛同します。が、ゲームその物に規制しようというのは、責任の所在をすり替える言い訳でしかないでしょう。
あと、個人的に、ゲームの中の過激なシーンよりも、トレンディドラマなでのシーンの方が虫酸が走るほど過激で,えげつなく腹立たしいシーンが多い印象を持っているんですけど。。。
●関連記事
○残虐ゲームソフト、大阪府が規制を検討(2005/3/8/14:39)(YOMIURI ON-LINE / 社会)
○全米に広がる暴力的ゲーム規制の動き(2005/03/07 18:43)(CNET Japan)
●関連blog
○神奈川県、残虐ゲームを有害図書指定へ(2005.03.03 22:26)(秋沙のココログ既知ログ)
■ちょっと余談。
何年か前の夏、会社の組合イベントで、マス釣り&バーベキュー大会、が有ったときの出来事。
子供(といっても小学生中学年くらい?)の子供が、親と一緒に嬉々としてマスを釣っていました。
当然、釣ったマスはバーベキューの具材となるわけですが、丸焼きは(骨とか見てくれで)正直人気がありません、ですので、3枚に開いて食べやすくするのですけど。
頭を落として開いていたら、「酷いことするね、このおじちゃん」と子供。。親は隣で誰かと雑談中。
私は、へっ?となりつつ「牛や豚も、野菜だって誰かが生き物を殺してこうやって料理しているんだよ、君だってさっき魚を釣ったじゃないか」
その子は、怪訝そうな顔で「釣りはスポーツだもん、それに僕は食べるだけだから、知らない」と言って何処かに行ってしまいました。親は知らん顔で雑談に夢中。
一緒に魚を捌いていた同僚らに「あの子、目の前で魚が死んでも動かなくなったぐらいにしか思わないのかな」と憂鬱に言うと。
「親が死んでも横でゲームに夢中になっているんじゃないか」とか「あのままなら、自分より弱い物を殺すのはスポーツだと思っちゃうんだろうな」
と更に憂鬱に成る言葉が。。(・_・、)
先輩の「お前の言った言葉で変わるかもしれない、後は親の責任だよ」と言ったのが僅かな慰めでした。
目の前には、食べきれないほどに釣り上げられたマスの山を見つつ、深いため息を付いたのを未だに思い出されます。
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