ハッブル宇宙望遠鏡がスペースデブリ(宇宙ゴミ)…太平洋上落下の見通し
数々の成果を残している「ハッブル宇宙望遠鏡」ですが、研究者などの延命意見がある中、米国の2006年度予算から外され廃棄されることが濃厚となりました。
ハッブル宇宙望遠鏡は自力では地球に落下させることが出来ない為、ロケットを有人作業で取付けないといけません、でも、延命作業よりは安上がりなんだそうで。
友人作業が必要なら修理すれば・・と思ってしまいますけど、ね。
スペースデブリですが、使用できなくなった人工衛星やロケットの部品やゴミ,石、等。
何年も前からNASAは観測をしてロケットの打ち上げや衛星の運用に役立ててきていましたが、国際的なルールは特になかったようです。国連の宇宙空間平和利用委員会は、国際的な運用ルールを策定しようとしています。
是非実現して欲しいですね。
ところで、朝日の記事中のスペースデブリの分布を示すCGを作成したのは、ごんざぶろう さんが居る研究所が作成したものだそうです。研究室のサイトには静止画だけでなく動画もあります。他の研究内容も興味深い物が多いのですね。
●関連記事
○ハッブル望遠鏡、米が廃棄へ…太平洋上落下の割安策で(2005/1/22/14:38)(YOMIURI ON-LINEサイエンス)
○「宇宙ごみ」の被害防げ 安全管理へ国際指針(01/23 12:29)(asahi.comサイエンス)
○趣味高じてNASAに“協力”…彗星観測の研究員(2005/1/22/13:28)(YOMIURI ON-LINEサイエンス)
●関連URL
○宇宙機ダイナミクス研究室ホームページ(九州大学 大学院工学研究院航空宇宙工学部門)
●関連blog
○デブリ削減へ国際指針(2005.01.23)(ごんざぶログ)
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