特定外来生物、指定の第1陣候補リストを発表
特定外来生物等専門家会合で、特定外来生物、指定の第1陣候補リストをが決まり、発表されました。順調に行けば6月の外来生物法施行から適用される見通し。
今回指定されたのは、6分類群32種、1科4属合の37種。
個々の妥当性は私には判断出来ませんが、日本は元々他の諸外国に比較して外来の生物の輸入が恐ろしく甘い国でしたので、ようやく第一歩という印象があります。
で、ブラックバス問題。
魚類専門家会合の結果を無視していると、日本釣振興会は、やっぱり反発しているようですが、釣魚議員連盟と日本釣振興会のロビー活動による業界に配慮しろという圧力であって、専門家による技術的な結論ではないという事を無視しているなぁ。。。
# 現に圧力が減った31日はブラックバスの規制に大多数の賛同を得た訳だし。
指定が必要という結論は出ているのだから、指定されるべきだと思うし、その上でどうするかを考えるべきじゃないかな?
セイヨウオオマルハナバチ、農作物の受粉に良く用いられているハチは、1年後の指定を目指し議論を続けることになったとのこと。
他にも議論延長は、外来のクワガタ、ミドリガメ、上海ガニ(モズクガニ)で、規制方法が難しいとの技術的理由から要注意外来生物となっています。
●関連記事
○外来生物候補リストにオオクチバスなど32種と4属(01/31 11:43)(asahi.com : 社会)
○特定外来生物の規制候補、オオクチバスなど37種(12:09)(NIKKEI NET:社会 ニュース)
○オオクチバスなど37種、外来種規制対象に選定(2005/1/31/12:22)(YOMIURI ON-LINE / サイエンス)
●関連URL
○特定外来生物等の選定について(環境省)
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