水産庁、マイワシの禁漁方針を漁業関係者の反発で撤回
漁業関係者が「マイワシ減少は海水の影響で乱獲が原因ではない」「禁漁になれば生計がなりたたない」と主張する気持ちは十分わかりますが、で、マイワシの資源が枯渇してしまった場合、水産庁に「マイワシ減少は乱獲じゃない、漁業補償すべきだ」とでも主張するのだろうか?
漁獲量が減っている以上、何かしらの原因があるはずで、海水温の影響かもしれませんし、取りすぎかもしれません。海水温は人間がコントロールできないですが、漁獲量はコントロールできる訳だから、資源保護を目的とした場合の禁漁は正当だと思うけどなぁ?
他の漁業資源でも禁漁期間や漁獲量などの制限と非常に厳しく管理している物は多いというのに、生計が成り立たないから好きなだけ取らせろの主張は横暴に写ります。
結局、昨年同様に水産庁は「他の魚を捕った時にマイワシが網に入る混獲は認める」としたそうですが、冒頭の漁業関係者のコメントを見る限り、混獲を言い訳にマイワシを取っているようですね。。。
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○マイワシ禁漁方針、水産庁が撤回方針(2004/9/7/01:02)(YOMIURI ON-LINE経済)
○マイワシ禁漁方針を撤回 水産庁が漁業団体の反発で(09/06 23:38)(asahi.com経済)
○水産庁、マイワシ禁漁の方針撤回・漁業者反対強く(09/06 23:00)(NIKKEI NET経済)
●関連URL
○水産庁
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