フィッシング詐欺、サイト側でも対策を
利用者側での対応は当然のことですが、フィッシング詐欺に利用される可能性のあるサイトを詐欺に利用され難いデザインにすることもとても重要で、義務ともいえると思います。
といってもそんなに難しいことではなく、「ポップアップ・ウインドウを使わない」「アドレス・バーを隠さない」「フレームを使わない」等、また、複数のアドレスを使わず一つの公式アドレスを利用する。
そのうち、このような対策をしていないサイト運営者はトラブル派生時に責任を問われる可能性もあります。
今回のことも踏まえ、フレームを利用したサイトの表示はさらに減っていく事になるでしょうね。
●関連URL
○「“フィッシング”に利用されないようなサイト作りを」――テックスタイル岡田氏(2004/07/08)(NIKKEIBP ITPro)
| 固定リンク
コメント
okdtことテックスタイルの岡田です。コメントくださってありがとうございます。いや、まさにおっしゃるとおりです。WEBの本当の意味でのセキュリティって、決して「技術的」というかプログラムなどの世界の話ではなく、実際にユーザが「安全に[secure]」使えるとの確信を与えるための説明責任(アカウンタビリティ)をどうやって果たすかだと思うんですよね。
-- http://okdt.org/blog/
投稿: okdt | 2004年7月11日 (日) 08時38分
岡田さん、はじめまして、コメントありがとうございます。
著者の方からのコメント恐縮してしまいます。
説明責任に関してはその通りだと思います。特に技術に明るくない普通のユーザに対して如何に平易な言葉で説明できるかが今後の課題だと思います。
そして、安心と信用という、簡単には得ることの出来ないものを得ることが出来る又とないチャンスとも思います。
とは言う物の、横文字で安易にユーザを煙に巻こうとする企業や政治家の多いのが、少々気になります。
投稿: 神子秋沙 | 2004年7月12日 (月) 23時02分