マンガ家 横山光輝 先生のデビュー前未発表作品がオークションへ
高校時代(1950年)に描いた作品の原稿なんと116枚が2,004年4月14,15日に「全古書連大市会」で入札に掛けられるとのこと。。。
横山先生が高校時代の友人に譲った物で、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)で1,150万円の評価がでたそうです。
友人に譲った物が、存命中に売りに出されると言うのは不本意でしょうね・・
●関連URL
○未発表の横山漫画が入札に 落札額注目、本人「不愉快」(04/12 16:03)(asahi.com社会)
○古書の小径:全古書連大市会ページ(古書の小径)
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コメント
このときの「鑑定団」の放送はちょうど見てました(といっても田舎なので放映は本州より少し後)。相当珍しいものだし高いだろうとは思いましたが、まさに予想外な価格で驚きましたね。
人柄も良さそうな人だったので、家宝にするか、手放すにしたってもっと後の話だろうと思ったのですが。よほど金に困ってたんだろうか。
漫画ファンなら人生が変わる帰路にでも立たないと金額に係わらず生原稿なんて売らないと思うけど、一般の見方ならそうでもないのかなー。
投稿: やずみ | 2004年4月14日 (水) 23時16分
せめて、売る前に一言言っておけば良かった物を、、記事からは高校時代の友人へは何時送ったのか読み取れませんでしたが、漫画かどうかはともかく、友人からの贈り物を売る以上、ケアは必要でしたね。(--;)
これが、まんだらけの事件の様に、盗まれたり違法に流失した物でないだけまだましかもしれませんが、漫画も一種の文化遺産として見られる様になってきて、価値がでてきた今、こういう問題はどんどん出てくるでしょうね。
# 資料価値があるからと一律で博物館へ行くべきだと言う動きにも違和感はありますけどね。
投稿: 神子秋沙 | 2004年4月15日 (木) 06時26分
ちょっとうろ覚えなんですけど、なんだったか高校でなくて仕事先の寮だったかの同室になった関係で友人になったという話だったような。高校を出たあとか、卒業前に既に入ってたのかは失念。
で、当時から持ち込みとかしてたのだけど、この作品を持ち込みする前にデビューが決まったので、これは未発表のまま、その寮を出るときに同室だった彼に譲ったという話。同じ部屋で漫画を描いていて、きっと最初の読者になったり夢を語ったりしたんだろうになぁ……。なにか借金でもしてたのかね?
投稿: やずみ | 2004年4月17日 (土) 23時08分