X-43Aの記事が続々
一応、記事としては、CNNのニュースをCSで直接見ていた秋沙は結構早かった部類だと思うのですが・・
NASAで公開されている画像・動画を見れば判りますが、X-43A本体は黒い機体で3.6mしかないです、B52の下に吊り下げられた白い機体はペガサスロケットでそれで、3万メートルまで上昇マッハ4.5まで加速。そこから本体を切り離し、スクラムジェットを10秒使用して更に加速、マッハ7までで到達した様です。
スクラムジェット自体は非常に昔に発明されたエンジンで、非常にシンプルなエンジンです。ただ、仕組み上ある程度加速した状態でないとエンジンに点火することが出来ないので、予備エンジンとしてしか使えないのがネックですね。
子供の頃はラムジェットという呼び名の方で使われていましたね。
●関連URL
○ジェット機でマッハ7、NASA実験機が新記録(2004/3/28/22:41)(YOMIURI ON-LINE)
○NASAの新ジェット実験機、時速8000キロ突破(03/28 20:03)(asahi.comサイエンス)
○マッハ7で空を飛ぶ実験機「X-43A」(2004.03.28 12:10)(秋沙のココログ既知ログ)
○オーストラリアで『スクラムジェット』の高空実験(2001年10月30日 2:00am)(HOTWIRED JAPAN)
○スクラムジェットエンジン推力を従来の3倍以上に増強(平成15年2月4日)(JAXA宇宙航空研究開発機構)
| 固定リンク
コメント
こんにちは。はじめまして。
>子供の頃はラムジェットという呼び名の方で使われていましたね。
タービンを使わず、ラム圧で吸気を圧縮するジェットエンジン全般が「ラムジェット」
ラムジェットの中でも、エンジン内部で超音速のまま燃焼させるのがスクラムジェット、という部分集合になります。
投稿: ごんざぶろう | 2004年4月 3日 (土) 01時06分